ステマは何が問題なのか?

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ステルスマーケティング(ステマ)が初めて世に認知されたのは、食べログの事件ではないでしょうか?

食べに来た人の口コミということにして、実際のところは飲食店が雇ったりお願いして客を装い口コミを書き込んでいくというものでした。

その次が、一部の芸能人たちのブログによるステマです。さも自分が商品を見つけてきて、日常愛用しているなんてことをファンに向けて情報を発信していましたが、結局は企業からの広告案件であり、これでは影響力のある立場を利用したということになります。

では、ステマはなにが問題なのでしょうか?

食べログと芸能人に共通しているのは、企業からの依頼が前提であることを隠して、その発信された情報に広告案件であることを微塵も感じさせないことです。

これは、その情報を読んだ人の判断を不当にコントロールすることになります。影響力のある人間が発する言葉ならなおさらでしょう。

なぜなら、影響力のある人間(芸能人)が、影響を受けやすい人(ファン)に向けた言葉や情報は、一般的に見たり聞いたりするよりも、自分が好きな芸能人が言ってることだからきっと本当に違いない。自分も同じようなものを買って、好きな芸能人と同じ気持ちになれるかも。といって、商品を購入することも想像に難くはありません。

例えば、ある芸能人がブログで、このサプリ飲んでたら1週間で3kg痩せました。といえば、ちょっと太めで体型を気にしているファンは、このサプリを飲めば必ず憧れの芸能人のようになれるのではないか、と前のめりになってこのサプリを購入するかもしれません。

問題なのはこれは、詐欺行為に当たる可能性があることです。

ここで疑問なのですが、先に起業案件と暴露してしまう(ステマを前提に考えているので暴露という表現をしましたが、実際は起業案件であることを事前に告知するのが一般的であると考えられます)ファンは、購入をやめるのでしょうか。

最近は、事前に広告案件であることをはっきりと明示してから商品を紹介することが増えたように感じます。

ひと昔前は、隠し通せることも今の時代は難しくなりつつあります。

むしろ、都合の悪いことは先にいうのが当たり前になりつつあるのです。